こんな人におすすめ
- いつか働かずに生きていきたいと考えている人
- FIRE(経済的自立)についてこれから知識をつけたい人
- FIREすることに勇気づけられたい人
はじめに
![あら](https://studio-braver.com/wp/wp-content/uploads/2023/04/ara_profile_image.jpg)
こんにちは。あらです。近年、FIRE(経済的自立)という「若くして働かずに生きていく」という考え方が話題になっていますね。先日、テレビでも取り上げられていましたね。
一方で、、、家族と話している中でFIREという考え方はまだまだ理解が得られていないと認識しました。
「FIREは今の時間を大切に生きる」「お金の不安なく自由に生きる」ための誰もが学ぶべき強力な手段です。
ぜひここで踏みとどまって、FIREの本当の意味を知り、実践してもらえたら嬉しいです。
参考図書
最速で経済的自立を実現する方法 FIRE
グラント・サバティエ 著
FIREとは何か?FIREするためにどのようにすればよいのか?という考え方がしっかりと書かれています。
本も分厚く、読むのに時間もかかりますが、この1冊でお金の価値、時間の価値、節約、投資についての知識をしっかりと身に着けることができます。
勉強にもなりましたし、モチベーションもかなり高まるおすすめの一冊です。
夢を将来まで先延ばしにしてはいけない。
歳を取ると怪我をするリスクも増える。活力も失われる。
身体も自由には動かすことができないかもしれない。
いつかいつか…という間に人生を終えてしまわないようにFIREを目指していきましょう。
![あら](https://studio-braver.com/wp/wp-content/uploads/2023/04/ara_profile_image.jpg)
ちなみに…「中田敦彦のYoutube大学」でも解説されており、「さすがあっちゃん、めっちゃわかりやすい…!!」と思いました。
是非こちらもご覧ください。
結論
結論、「FIREするための思考法を身に着け、できるだけ若くしてFIREしたほうがよい」です。
FIREを達成するためには
- スタート地点とゴール地点を明確にすること
- スタート:年間の支出、/旅行/結婚などの支出/イベントを徹底的に把握すること
- ゴール :上記の支出の25倍の資産を築く
- 長期的な目線での投資を行う
- 投資で得られた利益のうちの毎年3.5~4%程度のお金で生活を維持する
- 利益率の高い副業(サイドビジネス)を行う
これらを実践することでFIREを達成することができます。
より深く理解していくために順を追って説明していきます。
FIREとは?
Q. FIREとは?
近年では馴染み深い言葉になってるFIREについて改めて紹介します。
FIREとは、Financial Independent Retire Earlyの略で、直訳すると「若くして仕事をリタイアする」という意味になります。
ただし、その目的は、「働かないこと」ではありません。
FIREの目的は?
Q. FIREの目的は?
結論から言うと、働くことを「選択肢」にし、自分の心や今ある時間を大切に扱える状態をつくることです。
仕事を辞めてぼーっと一日過ごしたり、家に引きこもるというわけではありません。
FIRE後は、働いてもいいし、働かなくてもいい。
たいていの人は、仕事を辞めたとしても働きたくなるらしいです。
(社会との繋がりというのが根本的に必要なのかもしれません。)
![あら](https://studio-braver.com/wp/wp-content/uploads/2023/04/ara_profile_image.jpg)
「好きなことをしながら生き、それが人助けになり、お金になる」
こういった状態は、社会から与えられこそしませんが、私たちの手で作ることは可能です。
人生に残された時間と情熱を好きなことに注ぐ。そういう生き方を目指す。
それがFIREの目的です。
FIREをすることは可能なのか?
Q. FIREをすることは可能なのか?
さて、一番大事な部分であるFIREをすることは可能なのかということについてです。
結論から言うと、可能です。
ただし、努力は必要です!
自分で「年金」を作ることで実現します。
Q. 自分で年金を作るとは?
まず、年金について知っておく必要があります。
年金は「国民年金」や「厚生年金」として毎月お金を集め、その資金を元手に投資のプロ集団であるGPIFにより投資が行われています。その投資で得られた収益を固定金額で還元するというのが年金の仕組みです。
そうなんです、GPIFが行っているように「自分のお金を自分で投資して運用する」ことで年金と同じように自動的にお金が入ってくる仕組みを作ることができるのです。
僕たちはまだFIREに向けて準備中ですが、世界中にはFIREを実現した方がたくさん存在します。
さらに最近では日本でも30代でFIREしている方をテレビやメディアで見かける機会も増えましたね。(三菱サラリーマンさんが有名ですね。)
参考図書では、「定年退職」よりも「30代でFIREする」ことのほうが断然簡単であり、そうすべきだと述べられています。
これは、
- お金を無駄にしない生活を心がけることができるから
- 投資した資産の運用期間を長くとれるから
- 好きなことや一生続けたいことはそう簡単に見つからないから
だと解釈しています。
過去のデータを見ると市場平均(S&P500)は毎年約7%ずつ成長してきました。
つまり、市場平均に投資しておくと、10年間経つと資産はおよそ2倍になるということです。
さらに10年たつとさらに2倍に。
例えば、
2023年 3,000万円
2033年 6,000万円
2043年 1億2,000万円
![](https://studio-braver.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/image-2.png)
このようなイメージです。驚きですよね…!!
成長したうちの半分である3.5%を切り崩したり、得られた配当金だけで生活した場合、
2023年 3,000万円
2033年 4,500万円
2043年 6,750万円
理屈上は減らずに増えていくとされています。
もちろん、これは過去のデータであり未来を完全に予測できるわけではありませんのでリスクに備えた考え方も身に着けていく必要があります。
また、皆さんは一生続けたい好きなことはありますか?
たいていの人は読書もゲームもアニメも漫画も運動も「そこそこ好き」、「結構好きだけど仕事にはできないかな」くらいが普通の感覚だと思います。
僕の場合も同じようなもので、寝る間も惜しんで黒い砂漠というオンラインゲームをプレイしたのですが一週間も経てばプツンとやる気がなくなってしまいそこから一度もログインしていません。そういうものです。
定年で退職しても、これまで無理して仕事してきた分、「自由にするぞ~」と思っても自分が何に楽しみを感じ、何に幸せを感じるかがわからないという人が多いようです。
今まで自分のしたいことに蓋をしてきたわけですから、そうなるのも当然です。
![あら](https://studio-braver.com/wp/wp-content/uploads/2023/04/ara_profile_image.jpg)
定年まで必死に働いて、せっかく手に入れた自由。
日中は仕事がないと何をしていいかわからず、日がな一日テレビを見ている…そんな生活でいいのでしょうか。
いま資産運用の方法を身に着け、「今」の自分の心や時間を大切にし、「今」好きなことに情熱を注ぐ。
そうすることで生涯を通してやりたいことも見つかるはず。
よりよい人生を自分の手で作っていくためにFIREを目指していきましょう。
FIREするためには?
Q. FIREするためには?
結論、たくさんの準備が必要です!
FIREまえ
- 自分がどの段階にいるか確認すること
- スタート地点とゴール地点を明確にすること
- スタート:年間の支出、クリスマス/旅行/結婚/出産など自身に関わる支出を徹底的に把握すること
- ゴール :上記の支出の25倍の資産を築く
- 生活防衛資金(貯金)を月収6ヵ月分貯める
- 長期的な目線での投資を行う
- 利益率の高い副業(サイドビジネス)を行う
FIREあと
- 投資で得られた利益のうちの毎年3.5~4%程度のお金で生活を維持する
- 自分のしたいこと・好きなことに情熱と時間を注ぐ
1つずつ順を追って解説していきます。
FIREの達成度合いはどの程度か?
まずは、自分がどの段階にいるのか確認していきましょう。
FIREまでの達成度が7段階で定義します。
- FIREという考え方を知り自覚する状態
- 毎月の収支がギリギリ黒字の状態
- 毎月の収支が黒字でお金に余裕がある状態(お菓子を買ったり, 漫画を読んだり)
- 月収6ヵ月分のお金を貯金できている状態(生活防衛資金 約150万円)
- 年収2年分のお金を投資で来ている状態(約500万円)
- 投資収益だけで生きていける状態(約4,000万円~1億円)
- お金が有り余る状態
これで皆さんのスタート地点を確認することができましたね。
何を目指していけばいいのかが少しイメージできたでしょうか。僕たちは5までクリアしましたので6に挑んでいる最中です。
レベル1~3: FIREするために現在の支出額を知ろう (スタート地点)
最初が一番肝心です。ここがぶれてしまうとすべてがやり直しです。
しっかり確認していきましょう。
月額の支出はいくらあるのか。
一例として僕たちの想定している支出をまとめました。
家賃 :45,000円
電気代:5,000円
ガス代:5,000円
水道代:5,000円
通信代:6,000円
食費 :30,000円
その他:20,000円 (奨学金)
その他:3,000円 (歯医者)
その他:3,000円 (誕生日/記念日の代金を按分)
小計122,000円
貯金 :20,000円
投資 :200,000円 (NISA2人分)
投資信託:150,000円 (貯金から)
生活費にかかっている部分は、およそ122,000円
それ以外はすべて貯金・投資につぎ込んでいます。
FIREするために何円分の資産が必要か?ゴール地点を知ろう
次にFIREするために何円必要なのか?です。
結論から言うと、年間の支出の25倍が目安とされています。
ただし、日本では、FIRE後に国民年金と健康保険料がかかるため、追加で月額24,020円程度の増加を考慮します。
僕たちの暮らしを例にすると…
150,000円 × 12ヵ月 = 1,800,000円 (年間の支出額)
1,800,000円 × 25 = 45,000,000円 (ゴール地点)
モデルケース 独身男性25歳の場合
家賃 :40,000円
電気代:4,000円
ガス代:4,000円
水道代:4,000円
通信代:5,000円 (スマホ, ネット)
食費 :25,000円
その他:10,000円 (お小遣い)
小計 92,000円
FIRE後の想定
- 月間支出額 116,020円
- 年間支出額 1,392,240円
FIREに必要な目安の金額
- 1,392,240 × 25 = 34,806,000円
皆さんはいくらになりましたか?
ざっくりですが、
年間100万円投資に回すことができれば…およそ34年
年間200万円投資に回すことができれば…およそ17年
年間300万円投資に回すことができれば…およそ9年
でFIREできそうですね。
ゴールの数字がわかったら後は貯金と投資で資産を築いていくだけです!
ここからは、具体的にどうやってお金を貯めるのか、投資していくのかについて解説していきます。
レベル4:生活防衛資金(貯金)を月収6ヵ月分貯める
Q. なぜ6ヵ月の貯金が必要なのか?
転職するときや身体の調子が優れないとき、働かずに生きていけるようにするための貯金を生活防衛資金といいます。
およそ半年間あれば体調も心も回復すると言われており、半年分とされています。
生活防衛資金がないと「生きるために仕事を続ける」ことから抜け出すことができませんので必須です。
Q. 生活防衛資金(貯金)を月収6ヵ月分貯めるためには?
結論、「節約」が最も有効です。
毎月給料の1/2(半分)を貯金すれば1年間で貯まります。
毎月給料の1/4(半分の半分)を貯金すれば2年間で貯まります。
ボーナスも合わせればそれなりに時間を短縮できそうですね。
はじめは50万円を目標に。
その次は100万円を目標にしましょう。
達成したらやっぱり嬉しいものです。達成するたびに小さなお祝いをするのもいいかもしれませんね。コツコツ継続あるのみです。
2年間で貯めることができない場合、支出が多い可能性があります。
無駄な出費がないか確認しましょう。
(休憩) ここで支出の見直しタイム
FIREするために欠かせないことは、節約し無駄な支出を無くすことです。
毎日の晩酌が必要な方もいるでしょう。嗜好品の全てを我慢する必要はありません。
一人一人に適した、心地よい生活レベルを探していきましょう。
家族がいる場合は、皆さんで話し合ってみるのがいいかもしれませんね。
まずは、大きな支出である家賃/車/電気代/スマホ代/保険から見直していきましょう。
例えば車は利用していますか?新車である必要はありますか?
移動手段として利用するだけなら中古でも大丈夫なはずです。スマホも中古で売っています。
また、一人暮らしに保険は不要です。
社会保険に加入している方は、「高額医療費制度」として一か月あたりの医療費の上限が定められていますので、100~200万円あればたいていは大丈夫なはずです。
また、保険商品は基本的に不要です。「節税」を謡っているものもありますが、その金額を全額投資に回したほうがリターンは大きいです。
衣/食/住に関すること以外の支出は「娯楽」や「嗜好品」といった「浪費」をしている可能性が高いです。
毎日お菓子を食べたり、お酒を飲んだりしてませんか?
毎日100円出費したら、月額3,000円になり、年額36,000円
36,000円を投資に回しておくと…10年後は72,000円になり、20年後は、144,000円になるのです。
20年後の144,000円を使っている…と考えると少しお菓子を食べる手を緩めることができるかもしれませんね…笑
僕たちの暮らしを例にすると、
- コンセントを抜く
- 電気はつけっぱなしにしない
- 移動は基本的に自転車
- 水筒を持参
- 外食やコンビニは利用せず基本的に手料理
- サブスク型サービスは利用しない
- 本は図書館かBookoffやTsutaya、本要約のYoutubeを利用
- 服は株主優待を利用して安く手に入れたり、ジモティーを利用して譲り受ける
などを行っています。
僕たちは、滅多なことがない限りお菓子やジュースを買いませんし、外食もしません。(ストイックすぎるかなとも思いますが…笑)
どうしても欲しいときは「ポイ活」で得たポイントを利用して購入しています。
いかがでしょうか。生活を見直すきっかけになれば嬉しいです。
レベル5: 長期的な目線での投資を行う。まずは年収2年分投資
証券口座をお持ちでない方は、証券総合口座とNISA口座を開設しましょう。
楽天証券かSBI証券がおすすめです。僕は楽天証券をメインに利用しています。
これから購入していく金融商品は、楽天証券でもSBI証券でも買うことができますのでご安心ください。
楽天証券
![](https://studio-braver.com/wp/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/f9512e7a230629c8200f952ce6a587b0.gif)
![](https://studio-braver.com/wp/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/0b3c324e372d94ad2fbae08e5afb0215.gif)
SBI証券
結論、万人向けとしては、全世界株式の投資信託を毎月積み立てていくのがよいと考えています。
「毎月投資に使ってもよい金額を全額投資に回す」というのが合理的かなと思います。
僕たちの場合は、毎月150,000円を投資信託で積み立てています。
投資とは、僕たち株主が企業にお金を出資することで出資先の企業が生み出した利益の一部を享受するという仕組みです。
投資で得られるリターンは3種類です。
- 自社株買いによる株価の上昇という還元
- 配当金支払いによる還元
- 株主優待におる還元(日本株のみ)
資産運用の方針に沿って金融商品や銘柄を選んでいく必要があります。
企業が成長すれば株価は上がりますが、企業が潰れたら全損するリスクがありますので慎重に銘柄を選ぶことはもちろんのこと、複数銘柄に分散して投資をする必要があります。
投資対象には、株式、債券、投資信託、上場投資信託(ETF)、不動産、REIT(不動産投資信託)、その他(仮想通貨など)など様々ありますが基本的な原理は同じです。
さて、それら金融商品の中で、誰にでもおすすめできるものが投資信託です。
投資信託とは、運用会社に投資をおまかせする金融商品です。(ファンドとも呼ばれます。)
少額(1,000円単位)から投資することができ、毎月同じ金額で投資することができるので、高いときは少なく買い、安いときにたくさん買うという時間分散投資(ドルコスト平均法)をすることができます。
例えば、20年間積み立て投資を行い、リーマンショックの直後である2008年10月に積み立てを辞めたとしてもトータルリターンはプラスになるという結果もでています。そのくらい時間分散は強力です。
数ある投資信託の商品の中でも、パッシブ運用と呼ばれる指数連動型の投資信託を選ぶのがよいと考えています。
機械的なルールで決められた株式銘柄がパック売りされたものに投資をすることができます。
とりわけ、三菱UFJ国際投信が運営している「eMAXIS Slim全世界株式 (オールカントリー)」が万人向けだと考えています。
これはアメリカ、日本、中国、インド…などなど全世界の株式のパック売りの金融商品となっており、世界中の企業から選び抜かれた銘柄群の平均値を得られるような運用がされています。世界経済の発展に伴って成長することが期待できます。
楽天証券の方はこちら
![](https://studio-braver.com/wp/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/f9512e7a230629c8200f952ce6a587b0.gif)
SBI証券の方はこちら
なぜ平均値がよいかというと、「投資家の70%が平均値にすら及ばないから」です。
投資の専門家が運用しているアクティブファンドも平均値に勝ち続けることは難しいとされ、さらに比較的手数料も高いためおすすめできません。
![](https://studio-braver.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/image.png)
全世界株式の市場平均への投資の直近3年のリターンを見ると約80%となっています。
3年前に100万円投資していれば、180万円になった計算です。年間当たり20%成長していることになりますね。
2023年5月現在では世界的なインフレ対策のために金利が上昇しているため、今年~来年はもしかしたら成長率が落ちるかもしれません。
こればかりは誰にもわかりません。だからこそ市場平均を取る投資手法を利用するのがよいのでしょう。
過度な期待はせず、長い目で見て成長するのを一緒に待ちましょう。
余談 投資方針に関して
全世界株式への投資が資産増加に最も合理的であると考えています。
ただし、これは「未来」の資産最大化であって、「現在」の僕たちは楽にはなりません。
そこで配当金/分配金や株主優待を得るという方法もあります。
更なる企業成長により株主還元を目指す会社もありますが、利益の一部を配当金や株主優待として直接還元するという方針がとられている企業も多いです
中でも投資額に対して3~4%程度の配当金を還元する企業もあり、高配当な企業への投資を高配当株投資と呼び人気な投資手法となっています。
例えば、
日本株の三菱商事は配当利回り3.10%、三菱UFJFGは3.54%、武田薬品工業は3.93%などです。
また、米国株のコカ・コーラ(KO)は配当利回り2.87%、マクドナルド(MCD)は2.05%、スターバックス(SBUX)は1.98%です。(2023年5月)
他にも高配当な企業をまとめたETFがあります。VYM, HDV, SPYDが有名です。
株主優待は、半年ごとや1年ごとに企業の商品やクオカードなどの商品券、カタログギフトなどをもらえたりします。(日本独自の仕組みのため日本株のみが対象になります。)
日本マクドナルドホールディングス、すかいらーくホールディングス(ガスト)が人気です。
ただし、株主優待がもらえるのは100株からというところが多いので、初めての方にはハードルは高いかもしれないですね。
生活スタイルや好みに合わせて投資先を組み合わせていくのがよいと思います。
僕たちのスタイルは、投資信託30%、個別株70%くらいのイメージです。
超富裕層から得られた知見を下記記事にまとめていますのでご参考まで。
投資で得られた利益のうちの毎年3.5~4%程度のお金で生活を維持する
Q. FIRE後、どのように生活すればよいのか?
結論、2種類の方法があります。参考図書では、投資信託を年間約3.0~3.5%ずつ切り崩して生活費としています。
ここ数年はコロナからの回復の兆しにより急成長した形ではありますが、経済は年平均7%程度ずつ成長するといわれています。
そのため、3.0%から3.5%程度切り崩したとしても成長し増えるだろうと考えられています。
例) 4,000万円の資産が4,280万円に成長した場合、140~160万円程度を切り崩す。
もう一つ方法はいわゆる配当金生活です。
この方法であれば売却して取り崩す必要がありません。
例) 配当利回り4%で4,000万円投資していた場合、年間160万円程度の配当金が得られる。
先ほど、僕たちの目標金額は4,500万円と定めました。
この金額でFIREが可能か、配当金生活を行う場合を想定して実際に計算したいと思います。
通常、投資で得た利益については、2023年5月現在では20.315%の課税がかかるとされていますが、
2024年1月1日から始まる新NISAでは買い付け金額を基準として1,800万円までの投資による利益が非課税になります。
投資金額:4,500万円
- 新NISA:3,600万円 (夫婦2人分のNISA枠を利用)
- 特定口座:900万円
配当利回り:4.0%
36,000,000 * 4% = 1,440,000円
9,000,000 * 4% * ( 1 – 0.20315 ) = 286,866円
合計 1,726,866円
僕たちの場合、どちらの場合も、年間8~20万円程足りない可能性がありそうでした。
この辺りは毎年のリターンやインフレに影響されるところですので、FIRE前にもう一度具体的な支出額の計算や配当利回りの見直しと保有する銘柄の見直しをしていく必要がありそうです。
さて、ここまでいかがでしょうか?
具体的な目標金額、FIRE後の生活について想像することができましたか?
最後により早くFIREを実現するための副業(サイドビジネス)について解説していきます。
利益率の高い副業(サイドビジネス)を行う
より早くFIREを達成するためには、入金力を高めることが欠かせません。
- 本業の昇給を狙う
- 残業を頑張る
- 副業を行い、毎月の収入を増やす
が考えられます。本業の昇給を狙うのが王道ですが、年単位の昇給で月給10,000円増やすというのはなかなか難しいですよね…。
残業はどの企業でもできることではありませんし、「自分の時間を会社のために使う」という生き方になるのでおすすめはできません。
そこで副業が推奨されています。
会社に勤めていると固定給ですが、
副業は頑張れば頑張るだけリターンを増やせる可能性があるからです。
「できる副業の中から、最も利益率が高いものを選ぶ」のがよいとされていました。
副業にもさまざまありますので、ぜひご自身のスキルを棚卸して実行してみてください。
例えば僕たちの場合…
メルカリで参考書や本を出品したり、BookOffに古本や使わなくなったリュックなどを売りにいったりしました。
数千円ではありますが、手元にあるものを実際に現金化することができ、副業の入り口に立つことができたと思っています。
もちろん、身の回りの物を売るだけでは限界がありますので試行錯誤する必要はありますね。ネットにもたくさん情報がありますので是非トライしていきましょう。
また、ブログ運営や投資の知識を広めることを副業としてしたいと考えています。
当ブログが収益化されるのはだいぶ先の話になりそうですので…ぜひみなさん応援お願いします…!!🥺
まとめ
FIREまえ
- 自分がどの段階にいるか確認すること
- スタート地点とゴール地点を明確にすること
- スタート:年間の支出、クリスマス/旅行/結婚/出産など自身に関わる支出を徹底的に把握すること
- ゴール :上記の支出の25倍の資産を築く
- 生活防衛資金(貯金)を月収6ヵ月分貯める
- 長期的な目線での投資を行う
- 利益率の高い副業(サイドビジネス)を行う
FIREあと
- 投資で得られた利益のうちの毎年3.5~4%程度のお金で生活を維持する
- 自分のしたいこと・好きなことに情熱と時間を注ぐ
ここまで理解できれば、あとは実践していくだけです!
個別の投資先についても参考になればと、どんどん公開していくつもりですので楽しみに待っていただけると嬉しいです。
![あら](https://studio-braver.com/wp/wp-content/uploads/2023/04/ara_profile_image.jpg)
最後まで閲覧いただきありがとうございました。
僕自身、一歩一歩頑張りたいと思います。
皆さんも一緒に頑張りましょう!
コメント